SILKCRAFT
工程が生み出す違い
タイシルクは独自の光沢と長い伝統を誇る、世界でも最高級の生地であります。イタリア製のシルクはポリエステル製ですが、タイシルクは軽量で弾力性があり、通気性に優れています。

タイシルクの製造工程は複雑です。まずタイの蚕 (Bombyx mori) が桑の葉を食べ、その
唾液で繭を作るところから始まります。成熟した繭はタイの織工によって脱ガムされ、
脱ガムされたシルクは、様々な染料と一緒に煮沸され紡績や織物の工程に入ります。
繭から糸、そして最終的に布になるまで、実に素晴らしい旅が続きます。
豊かで壮大、そしてエキゾチックなタイシルクは、世界中のオートクチュールや高級家具に使用されており、適切な手入れをすれば100年以上使用することが可能です。